iPhone修理救急便 天王寺あべのハルカス店でございます。
今回はバッテリー交換についてお話していきます。
当店で受注修理内容で1、2を争うほどの修理内容ですが、
何でもかんでもバッテリー交換すればよくなるのでしょうか?
このブログの目次
・充電の減りやすさついて
・劣化していなくても交換する場合
・最後に
充電の減りやすさについて
まずすべてにおいてバッテリーが悪いから充電減りが早いのかと言われるとそうではございません。
いくつかの原因があり減りが早くなります。
・iOSが新しい、もしくは使用するアプリが新しい為
新しいOSにアップデートすると充電減りが早くなります。
アップデート直後はアップデートファイルの適用のため、CPU(人間の脳部分)を多く使う為、
より一層早くなってしまいます。
さらにそれが落ち着いた後も新しく機能が増えておりますので、その機能を使用しなかったとしても、
そのOSを維持する為にCPUを多く使用します。
ですのでバッテリーが劣化していないのに減りが早くなるメカニズムはこれになります。
アプリに関しても同様でアップデートを繰り返すと新しい機能や新しいOSに適用する為に
CPUを多く使用します。
そうすると減りが早くなります。
・基盤が破損しかけている
基盤が破損しかけていると電気を多く流さないとiPhone自体が動かなくなってしまっているケースがごくまれにあります。
何もしていなくても端末が熱かったり、使用していると熱く感じてしまう場合はそれだけ電気が
基盤を流れている状態ということになりますからおのずと充電の減りも早くなります。
この場合はそもそも端末も危ない状況ですので、機種変更をオススメしております。
・バッテリーの劣化
もちろんバッテリーの劣化による減りの早さも出てまいります。
純正バッテリーであればバッテリーの最大容量が79%以下で劣化対象となり、それ以下の数値であれば
交換すれば充電持ちがよくなります。
ですがそれよりも高い数値でありますと、劣化基準ではございません為、変えたとして持ちが変わらなかったり
純正バッテリーでは無いので逆に持ちが悪くなる事もございます。
大きくですが上記3点が充電持ちを悪くする要因です。
上記を見てもらってもわかるようにもちろんバッテリーが劣化しているとその分貯めれる電気量が少なくなるから
持ちが悪くなるが、OSやアプリ、端末状態によっても左右されるので、交換しても元通りの持ちには
戻らないことがわかるかと思います。
ですが、例外として劣化していなくても変える場合もございます。
それを次の項でお話します。
劣化していなくても交換する場合
まずは膨張されている場合です。
バッテリーがフグの様にパンパンに膨らんでしまう事があります。
原因としては充電しながらの使用であったり、100%残量があるにもかかわらず充電を停止せず行ったりしていると
バッテリーの劣化を急激に早めてしまい膨らんでしまう事がございます。
膨張の状態であれば交換は必須となりますが、バッテリーの容量が抜けていない場合は変えても持ちが変わらなかったり
悪くなる事がございますので、そこをご理解いただいた上でのご交換となります。
次にバッテリーが原因で電源が落ちていたり、残量が突然1%になってしまうことです。
これは電気をためる部分では無く充放電を管理するBMSボード(バッテリーに含まれます)が劣化、もしくは損傷により
うまく電気が送れなくなってしまって電源が落ちたり、残量がうまく表記できなくなる事があります。
その場合はバッテリーを変えれば治りますが、まれに基盤が壊れて電源が落ちている場合もありますので、
ご来店の際に確認してお伝えします。
最後に
今回はバッテリーについてお話していきました。
もしご不明点等あればお気軽にご連絡いただけますと幸いでございます。
以上、今日のブログでした。
天王寺あべのハルカス店