iPhone修理救急便 なんばマルイ店でございます。
今回は最近ご依頼が多いバッテリー交換についてお話していきます。
冬場の寒い時期になってくると劣化が顕著に表れるバッテリーですが、
交換した方が良い方とそうでない方がいらっしゃいます。
今回はその内容についてお話していきます。
このブログの目次
1.バッテリーが劣化するということ
2.劣化目安の見方について
3.最後に
バッテリーが劣化するということ
まずバッテリーの劣化とはどういう事か詳しくお話していきます。
iPhoneのバッテリーはリチウムイオンポリマーバッテリーを使用しております。
そのバッテリーは高出力、高寿命が特徴のバッテリーではありますが、
どうしても毎日使用していると劣化してくるのが現状です。
バッテリーの劣化とは、バッテリーの充放電を繰り返していくうちにためれる電気の量が少なくなっていきます。
いわゆる容量が抜けるといいますが、ためれる電気の量が8割を切ると一般的に劣化が始まったとされています。
そうなることにより新品の時は容量の100%しっかり充電出来たものが8割以下となりますので、
充電の減りが早くなり、不都合につながるというのが一般的な劣化と言われています。
またバッテリーは大きく分けると2つに分けられ、電気をためる"セル"という部分と
それの充放電を管理する"BMSボード"という部分があります。
一般的にはこのセルの劣化により、バッテリー劣化とされていますが、
このBMSボードも劣化します。
これが劣化すると、例えば残量がまだ全然あったのに突然残量が1%になってしまったり、
電源が突然落ちてしまうといったことにつながります。
次の項ではその劣化目安の見方についてお話していきます。
劣化目安の見方について
iPhoneにはバッテリーの最大容量値を確認するものがあります。
設定アプリ→バッテリー→バッテリーの状態で確認することができます。
その中で79%以上のバッテリー容量であればまだ問題がない範疇になります。
それ以下であれば交換すれば持ちがよくなるかと考えられます。
また最近よくございますのが、79%以下の最大容量で”バッテリーが著しく劣化しています”という旨の
メッセージが出るようになっておりますが、79%以上なのに出ている場合がございます。
その場合は詳しく精査(ログの確認)をさせて頂き、バッテリーが悪いという判断になりましたら、
交換すればよくなるかと思われますが、それを確認しても悪いという判断ではない場合は、
端末の不良が考えられます。(OSや基盤など)
その表記になっている方は一度お持ち込み頂きますことで、確認できますので、
お気軽にお持ち込みくださいませ。
最後に
今回は寒い時期になるとご依頼が急増するバッテリー交換についてお話しました。
交換される方のご参考になればと思いますが、もし何かおかしいと思った場合は
是非お気軽に当店にお越しくださいませ。
以上今日のブログでした。
なんばマルイ店