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リンゴループとは?詳しく解説!

2021.09.20

iPhone修理救急便 大丸梅田店でございます。

今回はリンゴループについてお話していきます。
通年通して復旧依頼が多いリンゴループなのですが、果たしてどういうものなのでしょうか?
その復旧方法なども併せてお話していきます。

このブログの目次


1.リンゴループとは?
2.リンゴループになる原因とは?
3.リンゴループは復旧できるのか?
4.最後に


リンゴループとは?

まず初めにリンゴループとはiPhoneを電源が切れてしまった状態からホーム画面まで立ち上がるまでに
黒、または白の背景の真ん中にかじられたリンゴマークが出てくるかと思います。
通常の起動であれば10秒くらいでホーム画面に行き端末の操作が可能となりますが、それが
ホーム画面に行かず、その起動ロゴのままずっと動かない、またはゆっくり点滅することを
通称リンゴループと言います。

これになってしまうと電源を切ることも難しく、電池残量がなくなるまでそのままにするしか
電源を切る手段がありません。

こうなる理由は様々なことがございますので、それを次の項でお話していきます。

リンゴループになる原因とは?

・端末本体容量の中にデータが入りすぎている。
リンゴループになる原因で一番多い原因がこれなのですが、本来本体容量以上のデータを入れられないように
端末容量がいっぱいだったりすると「iPhoneストレージがいっぱいです。」や写真などを撮ろうとすると
「iPhoneストレージがいっぱいで写真を撮ることが出来ません」などといった警告ポップアップが出てきます。
その時点で容量を開ける事が出来れば、まだ救いがあるのですが、もし仮にそれに気付かず、そのまま使用し続けていると
iPhoneのアップデートをしてしまうことがあります。
自動アップデート機能で、Wi-Fi環境があればアップデートファイルのダウンロードが始まってしまい、端末の本体空き容量
よりも多く無理くり入ってしまってアップデート失敗、もしくはその前に電源が切れてしまいリンゴループとなることが
多いです。

・端末の部品が壊れている
これも次に多い事柄ではありますが、表面上綺麗に使用されているiPhoneでも、内部は落としたりした衝撃によって
侵されている場合があります。
iPhoneは起動時にハードウェアチェックをかけるのですが、その部品一つ一つ壊れていないかどうか、起動するのに
必要な機能が使えるかどうかをチェックします。
それで仮にどこかの部品が壊れていたとしたら起動が出来なくなりリンゴループとなることもあります。
よくインターネットにバッテリーの劣化でリンゴループになると書かれている場合がありますが、これがその原因です。
ですが、経験則としてバッテリーが起因でリンゴループになることはかなり稀ではありますので、その他の原因がある
場合がほとんどです。

・基盤破損によるもの
こちらは原因として最後の事柄となります。例えば起動するのに必要な電圧、電流が基板から供給できなかったり、
そもそもショート状態を引き起こしリンゴループに陥ることもあります。
こちらになると即日復旧は難しく、また復旧できたとしてもまたiPhoneを変えないといけないなどといった
金額面の負担も大きくなります。

リンゴループは復旧できるのか?

リンゴループの復旧に関しては、さまざまなやり方がありますので、先程お話した原因別でお話していきます。

・端末本体容量の中にデータが入りすぎている。
この場合の復旧方法としては初期化の方法となります。
端末内データをすべて消去しOSを書き換える事によって復旧するのですが、この際に
バックアップなどが前日などに取られている場合は、そのバックアップデータでの復元が可能となりますので、
データは消えてしまいますが、このようにすべてではない可能性もあります。
またもともとiOSの不具合によって引き起こされていた不具合も改善する場合もあります。

・端末の部品が壊れている
この場合であればパーツの不具合が原因ですので、そのパーツを外してみて起動できるかどうかの確認を行い
もし起動できるのであれば、そのパーツの交換で復旧いたします。
この場合であれば、データの初期化は必要なく、交換したパーツのみのご費用負担となりますので、
少し高くなる可能性がありますが、データはそのままのことが多いです。

・基盤破損によるもの
店頭にてパーツの最小構成での起動を試みたり、初期化の作業などをしても改善しない場合は基盤破損の可能性がございます。
その場合、当店の基盤修理専門部署に端末を発送させていただき、不具合箇所の是正をかけて店頭に戻ってくる形になります。
ただこの方法まで行くと、そもそも端末の寿命などが原因がほとんどですので、復旧できる可能性もありますが、
復旧出来ないこともございますし、そもそもその端末がこれからも使い続けられるわけではございませんため、
この前に店頭ではお話させていただき、お客様にご判断いただく形となります。
仮に復旧したとして、基板修理費用が機種によっても異なりますが3万円ほどに加え、ダメなパーツの交換費用なども
発生いたしますので、高額となるケースがございます。

最後に

今回はなると怖くなるリンゴループについてお話していきました。
とはいえど復旧できる可能性もかなり高く、完全に基板破損の端末もございますが、
そうでないことも結構あります。
もし上記の症状によって、お困りの方は一度ご相談いただけますと幸いです。
以上、今日のブログでした!


   
iPhone修理救急便
大丸梅田店

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