iPhone修理救急便 大丸京都店でございます。
今回は先日公開されアップデートが開始しましたiOS14.7についてのお話をしていきたいと思います。
アップデートにおける機能追加やセキュリティ強化などはいい影響をもたらしつつも
悪い影響も引き起こしてしまうこともございます。
では今回の14.7はどういったことがあげられるのでしょうか?
このブログの目次
1.公開された新機能について
2.バグの修正情報
3.報告されているバグについて
4.アップデートに際する注意点
公開された新機能について
・iPhone12シリーズのMagSafeバッテリーパックに対応
MagSafeバッテリーパックはiPhone12の背面に吸着して充電するバッテリーパックになります。
それが単体では5W充電できるもので充電器につなぐと15Wの急速充電が可能となります。
・天気、マップアプリが空気質指数に対応
天気アプリで空気質指数が確認できるようになります。
空気質指数は一部の国や地域で採用されている大気汚染程度を表す指数で、日本では利用されていないため
あんまり恩恵はないようです。
・HomePodの複数タイマー設定が改善
HomePodはもともと複数タイマーの設定ができますが、iOS14.6以前はタイマーセットをSiriで設定してもらう感じでしたが、
14.7はホームアプリでタイマー設定が追加されてSiriではなく複数のタイマー設定ができるようになりました。
バグの修正情報
正式にアナウンスされているのは2点のバグ修正となります。
・一部のiPhone11で再起動後に「バッテリーに関する重要なメッセージ」が表示されない問題の解消
iPhone11を再起動した後に水濡れ、結露してて充電するとバッテリー破損の可能性がある場合にメッセージ表示しなくなるところの解消になります。
・Apple Musicの再生が予期せず止まる問題、プレイリストを共有するメニューオプションの表示されない問題の解消
当店でもまれにお問合せを頂いておりました現象の解消が見込まれるようです。
報告されているバグについて
まずAppleで公式に発表されているバグについてはAppleWatchが自動ロックされないことがあるようです。
通常「iPhoneでロック解除」を有効にしていればAppleWatchをつけた状態でiPhoneのロック解除をするとAppleWatchも
ロック解除となりますが、TouchID(指紋認証)搭載のiPhoneではそれができなくなる事象が発生しているようです。
対処法としてAppleWatchを身に着けたら一度AppleWatch上でパスコード解除を行う必要があります。
そして近日中にiOS14.7.1が発表される見込みでそれで改善するという情報もあります。
ただそれ以外は本日7/22現在報告が上がっていないようで一部のユーザーからはiOS14.6のバグであった本体発熱や
バッテリーの消耗が改善されたかもといういい声も上がっているため、もう少し情報を集める必要があるかとは思いますが、
今のところ、問題はなさそうです。
アップデートに際する注意点
ではアップデートする際の注意点を書いていきましょう。
・十分な本体容量の確保
iOSのアップデートにはアップデートファイルをダウンロードする必要があり、そのファイルに応じた空き容量が
必要となります。最低でも2GB以上の本体ストレージの空き容量が必要で、もしその空き容量がなかった場合は
リンゴループなどを引き起こしてしまいます。
・充電器の接続と安定的なWifi接続環境下で行う
充電残量が50%以上で充電器接続をしてWifi環境下でないとアップデートファイルのダウンロードやインストールができません。
・バックアップは確実に!
アップデートするにあたり、初期化されてしまうケースも可能性としては0ではありません。
大事なデータをなくさないためにもアップデート前にはバックアップをお願いします。
・アップデートが開始すると10分以上使えない
アップデートが始まるとダウンロード状態であれば使用はできますが、インストールが始めるとリンゴマークに
下の棒線がでてその間は使用できなくなります。
大切な連絡やお仕事中の場合は実行しないようにしましょう。
以上、今日のブログでした。
大丸京都店