iPhone修理救急便 大丸梅田店でございます。

今回は、たまにお問い合わせを頂きます
画面が割れてしまった後にホームボタンが使えなくなってしまった現象について
お話していこうと思います。

iPhone8まで実装されていたホームボタンですが、指紋認証など使い勝手が抜群で
根強いファンの方も多く、昨年発売されましたiPhoneSE 第二世代でも実装されました。

便利な反面、壊れてしまうとホームに戻ったり指紋認証が使えないなど
不便が重なるホームボタンですが、直す方法はあるのでしょうか？

このブログの目次

1.ホームボタンの歴史
2.ホームボタンは修理できるの？
3.実はホームボタンは壊れていないかも
4.お客様でできる確認方法

ホームボタンの歴史

ホームボタンはiPhoneが発売された当時から実装していますボタンになります。
丸いボタンに四角い枠は記憶にもある方が多いのではないでしょうか？

iPhone5sにて指紋認証に対応し、画面ロックの解除をはじめAppStoreによる
アプリ購入などでパスワードを打たずに決済や画面を操作できるツールになりました。

またiPhone7からは物理ボタンから感圧ボタンへと切り替わり、押した感触がバイブレーションにて
わかるようになり、当時は賛否両論あったもの浸透していき、iPhone7がAppleのiPhoneの中で
一番販売台数が多くなったということもございます。

そんなホームボタンですが、iPhoneXにの発売によりFace IDの導入によって姿を消しました。
この時もホームボタンがないなら最新機種に買い替えないといったファンの方がおられ、
新機種が続々発表されてもホームボタンがある機種を使う方も現在でも多くなっております。

そんななか、消費者のニーズにこたえたのがiPhoneSE 第二世代です。
価格も抑えて廃止されたホームボタンが導入されて買い替えニーズも多くなったと思います。

そんなホームボタンですが、壊れてしまうと修理はできるのでしょうか？

ホームボタンは修理ができる？

結論から申し上げると修理はできます。

ただ指紋認証が使えない状態となります。
ですのでホームボタンとしての機能は修理にて取り戻すことが可能ですが、
指紋認証は直りません。

指紋認証のTouch IDですが、実は基盤の部分とのIDが一致している事で
初めて認証できます。

どうしても社外のホームボタンですとそのIDとの認証が出来ないため、
Touch IDは使用できません。
という表示が出てしまう形となります。

指紋の認証はなしでいいから変えてほしいという方も多数おられるため、
その場合ですと交換が可能です。

実はホームボタンは壊れていないかも

あからさまに損傷していないホームボタンで画面が割れた後に
ホームボタンが効かないなどであればもしかすると画面が原因の可能性もございます。

iPhone6s以降のiPhoneの場合、ホームボタンの配線が画面裏を通り
画面のケーブルと一緒に基盤に向かいます。

ホームボタンや液晶、タッチの配線は非常に精密かつ細くできておりますので、
iPhoneを落としたりすると衝撃により切れてしまい効かなくなってしまうという
ことが多く発生していたりいたします。

そこが原因であれば画面を交換すると今まで通り指紋認証やホームボタンの機能が使える場合もございます。

ではそれは簡単に確認できるのでしょうか？

お客様でできる確認方法

ホームボタン自体の破損か、もしくは画面の配線の損傷かを判断する内容として
二点を一度ご確認くださいませ。

➀ホームボタン自体のガラス面に傷や割れなどはないか。
これは、ホームボタンが物理的に割れてしまったり、傷が入っていると、そもそもホームボタンや
指紋認証として機能しないということがございます。
この場合でありますと、ホームボタン自体の損傷や画面と両方の損傷である場合がほとんどです。

②iPhoneを再起動すると「Touch IDは使用できません」という文字が出るかどうか。
これも確認方法の一部となります。もしこれが出る場合は、ホームボタン自体の損傷の可能性も高まります。
もちろん画面の配線が一部損傷ではなく、完全損傷でも出る場合がございます為、一概には言えませんが
可能性としては高くなります。

逆に上記の症状のなかでもし該当しなかったり、表示が出てこない場合などであれば、
画面のみ交換でご対処が可能な場合もございます。

もしホームボタンが効かなくてお困りのお客様は一度上記をご確認いただければ、
幸いです。