11月6日(金)に予約開始、11月13日(金)に発売されるiPhone12 miniについて、筆者は先日モックアップ(模型)を入手したためiPhone旧機種との本体サイズを比較してみました。
多くの読者様から「4.7インチiPhoneとの比較を知りたい」とのお声を頂きましたので、4.7インチのiPhone6sと12 miniモックアップを比較してみます。
4.7インチiPhoneは機種により本体サイズが微妙に異なる
iPhoneシリーズにはさまざまなディスプレイサイズの機種がありますが、4.7インチ機種はiPhone6、iPhone6s、iPhone7、iPhone8、iPhone SE(第2世代)の5種類です。本体サイズはほぼ同じですが、モデルにより少し異なります。iPhone12 miniを含めたサイズ比較は以下の通り。
6 | 6s | 7 | 8 SE(第2世代) |
12 mini | |
---|---|---|---|---|---|
高さ | 138.1mm | 138.3mm | 138.3mm | 138.4mm | 131.5mm |
幅 | 67.0mm | 67.1mm | 67.1mm | 67.3mm | 64.2mm |
厚み | 6.9mm | 7.1mm | 7.1mm | 7.3mm | 7.4mm |
重さ | 129 g | 143 g | 138 g | 148 g | 133 g |
6s/7/8/SE(第2世代)よりも5~15グラム軽いため、見た目以上にコンパクトに感じるかも
左がiPhone12 miniモックアップ、右がiPhone6sです。並べると6sの方が少し大きいのがわかりますが、カタログスペックでの本体の重さはiPhone12 miniが133グラム、iPhone6sが143グラムですので、見た目以上に軽く、コンパクトに感じられそうです。
ディスプレイ面を比べると、画面がオフの状態ではあまり違いがわからないように感じますが、iPhone6/6s/7/8/SE(第2世代)はいずれもホームボタン搭載機種です。そのため画面の表示領域が、ホームボタン非搭載機種のiPhone12 miniとは異なります。
表示領域でいうとこのようになります。ホームボタン部分と上部の前面カメラ部分がなくなり、エッジぎりぎりまでのフルスクリーンディスプレイとなります。
側面は、iPhone6/6s/7/8/SE(第2世代)の丸みを帯びたデザインから、フラットなデザインに変わりました。iPhone12 miniの本体の厚みは7.4ミリで、見た目にはすごく厚くなったように感じられますが、6からは0.5ミリ、6s/7からは0.3ミリ、8/SE(第2世代)からは0.1ミリ増えたのみです。
底部は、iPhone6以降の機種はいずれもLightning端子が採用されています。今回比較例として使ったiPhone6sやiPhone6には3.5ミリイヤホン端子が搭載されていますが、iPhone7/8/SE(第2世代)では廃止されています。
カメラ機能は、4.7インチ機種のiPhone6/6s/7/8/SE(第2世代)はいずれも広角レンズのシングルカメラですが、iPhone12 miniでは超広角、広角のデュアルカメラとなっています。
手に持つとどんな感じ?
成人男性がiPhone12 miniモックアップとiPhone6sを手に持つとこのようになります。一見そこまで差はないようにみえますが、本体重量の減少や側面デザインなどから、やはり見た目以上にコンパクトに感じました。