10月23日に発売されるiPhone12 Proを購入するために、人々は自分たちの国で何日間働けばいいのかを比較した指数グラフが登場しています。
日本は9.1日の労働で入手可能
有名な「ビッグマック指数」は、米マクドナルドで販売されているビッグマックの価格を基準とし、同じ価格でその国のビッグマックが何個購買できるかを測る指標です。それぞれの国の通貨がどれだけの購買力を持っているかの目安にビッグマックを使うことで、世界中の誰でも直感的にイメージできるのが特徴です。
そしてもう一つ、余り知られていませんが、世の中には「iPhone指数(iPhone Index)」なるものも存在します。これはiPhoneを購入するために何日間働く必要があるかを国別に測ったもので、労働日数は平均月収、iPhoneの値段は現地での販売価格が適用されています。
iPhone12 Pro(128GB)の場合は以下の通り。
最もiPhone指数が高いのはインドとメキシコで、iPhone12 Proを手に入れるために54.4日間働く必要があります。価格が119,900ルピー(約172,350円)のインドについては、平均月収が低いことに合わせ、他国で一定以上生産されたデバイスに対して高額な関税を課していることが理由です。なお、インドは2017年にiPhone Xがリリースされた際、米国の価格を基準としても1日8時間労働で416.3日といった算出も登場しました。
一方で日本は9.1日、米国は6.1日に留まっています。米国は例年iPhoneの価格が安い国の一つで、今回は999ドル(約105,360円)でiPhone12 Proを入手できます(日本は106,800円)。
Source:Picodi
(kihachi)