iPhone修理救急便 大丸梅田店でございます。
今回は充電不良の意外な原因についてお話していきます。
iPhoneの生命線ともいわれる充電ですが、充電できないと
そもそも残量がなくなれば使用できなくなります。
今回はその意外な故障原因をお話しますので、防げるところは防いでいただきたいと思います。
このブログの目次
「充電できない」とは
まずはそもそも「充電できない」とはどういう状態かを簡単にお話していきます。
充電できないパターンにはいくつかあって、
➀充電口の不良による充電不良
②基盤の充電ICの破損による充電不良
③その他外的要因による充電不良
があります。
ひとつひとつお話していくと
➀充電口の不良による充電不良
充電不可の7割がこの原因になります。
充電口は毎日差し抜きする方が多いと思いますので、それによって充電口が劣化し
充電不可となるのが王道の破損パターンと言えます。
②基盤の充電ICの破損による充電不良
こちらは全体の1割も満たないくらいかと思いますが、経年劣化ら落下などにより、
基盤実装の充電ICが破損してしまい充電不可となるケースがございます。
前述した割合からこの原因はほぼほぼなく筆者の私も1年に1度当たるかどうかの割合です。
③その他外的要因による充電不良
例えば水没による充電口のショートや落下等でほかのパーツが損傷を受けてしまい、
充電できなくなるケースがあります。
こちらは意外にも多く充電口の次にある破損パターンです。
今回は主に③その他外的要因による充電不良についてお話していきます。
意外な故障原因とは
さて本題ですが、意外な故障原因について3つ事例を交えながらお話して行きます。
・事例1
お風呂に日常的にお持ち込みされている方で、突如「水滴を検知しました」という通知とともに充電不可
それが出なくなってからも充電ができない
→これは水没が原因です。いわゆる水蒸気による水没で水蒸気が充電口内に入り、それが冷えて水になったタイミングで
充電されてショートしてしまうという形になります。
こちらは充電口交換で改善しますが、iPhone内部にも水没がある場合、長期的に使用できないケースがあります。
・事例2
iPhoneを落下後。突如電源が落ち再起動すると残量表示が1%、ロック画面では残り0%の表示になってしまい
充電しても充電認識しない
→これは落下が原因によりバッテリーもしくはそれ以外のパーツが破損し、なってしまっているケースがあります。
その場合、該当パーツの交換をすれば改善することが多いですが、それほどの衝撃を受けたiPhoneですので、
もし今後何があってもいいようにバックアップを取っていただき、おかしくなったら買い替えてくださいとお伝えしています。
・事例3
充電していたら突如充電しなくなってしまい、端末は熱くなって残量が減っていくまま。
その後残量がなくなり電源が切れてそこから充電しても立ち上がらない
→これは基盤破損やバグの可能性があります。もし基盤破損であれば通常使用は難しいでしょう。
バグの場合であれば強制再起動などで改善することがございます。
ただこちらも上記同様、そこまで発熱した端末ですから、早めにバックアップを取っていただき、おかしかったら
買い替えてくださいとお伝えしています。
最後に
今回は充電不良の意外な原因についてお話しました。
特に事例1なんかは「そんなことで、、、」とおっしゃられる方が多いですが、
iPhoneはその程度で壊れます。
端末も高いですし、ある程度丁寧に扱うことが、データの為にもお財布の為にも
大事ですね。
以上、今日のブログでした。
大丸梅田店